ヒメノア～ルが楽しみすぎる
2016年公開の森田剛主演映画ヒメノア～ルが楽しみすぎる。
もちろん情報公開された時からずっと楽しみだけど、おととい原作漫画を読んでからそれが倍増しました。
漫画はヤンマガだったかな？全部で６巻。本屋で探す人は、背表紙が白に赤文字です！文字数は多いところもあったけど、コマ割りが大きめなので、そこまで読みきるのがしんどい量ではないです。なんたって話に引き込まれる。
問題があるのはその内容。読み終わった時の息苦しさが半端じゃない。その帰りに一人で夜道を歩いたりするものなら、そのへんに包丁持った人が現れてもおかしくないな、という妄想をせずにはいられないと思う。わたしは『あくまで東京での話だから』と自分を励ましながら家までがんばりました（笑）けど家に帰ってもその苦しさはなかなか消えなくて、一晩寝るまで忘れられませんでした。どんよりしちゃって、落ち込んだ時に絶対読んだらだめなやつです。
その重苦しさと不気味さに、もし普段そんなに少年漫画とか読んでなくて、剛くんの映画の原作だからという理由で読む人がいたら結構ショックを感じるんじゃないかなと思いました。すごい面白くてどんどん読めるんだけど、読み終えた後が一番苦しい、というか。結構な数の人が殺されるんだけど、死ぬ直前の苦しみとかは直接書かれてなくて、むしろそうなるまでの心の闇が書かれいるので、後からじわじわくるおぞましさ、みたいなものを感じました。作品全体は、怖い４０％、下品４０％、ほっこり２０％くらいかな、と思います。もちろんほっこり要素は濱田岳くん演じる岡田と彼女のシーンです（笑）
ストーリーを説明するのがどうも苦手なので、森田剛くんの映画を想像したことを中心に漫画の感想を書きます！
漫画はまず、何が怖いって表紙と扉絵が怖い。無表情の登場人物とか、木馬とか、たことか。木馬とたこはなんで表紙になったのか、もしかしたら理由があるのかもしれないけど、ざっと読んだだけではわかりませんでした。不気味さしかないので、表紙を見ただけで、読もうかどうしょうか躊躇しそうな感じ。扉絵も、特に後半に行くにつれて怖いものが増えていったように思いました。基本的に、怖いところ、えぐいところ下品で読んでられない、ってところはサッといきました（笑）
最初、主人公があんまり怖い雰囲気ではなかったので、この役を剛君がやるのちょっと違和感あるな？という印象だったのですが、読んでいくうちにますます人殺しそうな展開にならないから、あれ？と思ってた矢先に、剛くんが演じる森田が登場してきて『もしかして、こっち？』ってわかりました。剛くんが演じる役名を覚えていかなかったからこんなことになったんですが、帰って調べてみたら、漫画ではダブル主人公で、始めは濱田岳くんが演じる“岡田”が主人公なんだけど、読んでいくうちに森田が演じる“森田”（超ややこしい）も主人公扱いになっていっているということでした。そこを映画では森田の方を主人公にした脚本にしているみたいです。
けれど、漫画としてふつうに読んだところも、森田剛が演じるんだって考えるとファンとしては、もう全てのシーンに興奮しかありません！！パチンコばっかり行くし金八先生風のカツラにサングラスかけて変装もするし幻覚見て独りごとも言うし女の人と一緒にベットで寝るし自慰もするしストーカーもするけど逆にカツアゲもされてるしホームレスになって公園で野宿もする。血まみれになるのだって、自分がやられる場合と返り血をあびる場合とがあるんですよ…ほんとにヤバくないですか…
殺害方法も多様で、金属パイプでボコボコ、階段から突き落とし、包丁、サバイバルナイフ、拳銃、手で絞殺……バリエーションすっごい。リスクの神様最終話の予告で戸田恵梨香ちゃんを後ろから捕まえにかかるのがあったけど（明日もう最終話とかつらい）あれを警察官にやっちゃいますね。しかも右手に包丁もってて一気に首！ やばい！
森田が逆に殺されそうになって金属パイプでやられることもあります。頭から血だらだら流しながら死体かたずける手筈考えます。やばい。当然病院も行くはずなくて、ここから徐々に幻覚を見るようになったのかな、確か。これらの想像だけでも鳥肌立つ。やばすぎる、ほんと（笑）
これのうちどこが使われてるのか分からないけど、始めのシーンはもしかして森田の過去から始まってるのかなとか、最後のシーンは漫画と同じかななんて考えました。初っ端から人格というか性癖に問題あるので、普通のシーンなんてありません。やばい森田剛だけが映された映画ですよ！！
そして漫画の独特の雰囲気が映画でどう感じられるのがか楽しみ。殺人鬼森田にぞくぞくさせられたい。２０１６年のいつ公開か早く教えてくれ～～ほんとに、楽しみすぎる！！！！
（最後の方語彙力死んでてやばいしか言ってなくて申し訳ないです。）
（R１５だけど、岡田くんも剛くんに連れられて見に行くらしいので、みんなぜひ映画館で見てね！！）
